ホームページに限らずInstagramやTwitterもですが、 店舗や企業が公式アカウントで情報を発信する1番の理由は、セールスのためです。
情報発信を長期的な目線で考えるとブランディングやマーケティングの一環でもあるのですが、まずは目先の売上を立てるというところを目的として情報発信をすると考えれば、どのような内容を書けばいいのかというところが見えてきます。
「どのような内容を書けばいいか」
その回答の1つがSEO対策と呼ばれるもので、今回の記事では情報発信の1つのツールとしてホームページにブログ記事を書く時に考えることや、具体的な書き方を解説していきます。
ホームページにブログを書いて意味があるのか?
企業が情報発信を行う1番の理由はセールスのためと書きました。
もちろんお客様に購入頂くために提供サービスの内容や店舗、会社のことを伝えていくわけですが、 セールスの前段階として、お客様に情報を正しく伝えるという必要があります。
提供サービスに 独自の商標やオリジナルのサービス名などをつけているのであれば、なおさら 記事のタイトルにキーワードとしてその商標やサービス名を含めてブログ記事を書くことによって、Googleなどでそのキーワード(商標やサービス名)を検索された場合に 該当記事を上位表示させることができます。
無名であればあるほど、そのキーワード(商標やサービス名)について書かれたサイトは少ないのですぐに上位表示させることができます。
たとえば「おたすけくんシート」という商品があったとして(そんな商品は実在しないですが)、どこかでその商品の名前を知った人が気になってGoogleで「おたすけくんシート」と検索すると、ご自身が書いた記事が検索結果として表示されます。
検索した人は、その記事を読みますので、 無料で広告を届けていることと同じことになります。
どんな内容を書けばいいか
ですので、提供している商品やサービスについて書く必要があります。
ですが、「ブログ」=「いわゆる芸能人のameblo的なもの」を想像される方が多く、ブログ記事を書きましょうとお伝えすると、今日食べたものや面白かったことなど日記的な内容を書けばいいのかと質問を受けることがあります。
検索される仕組みをご理解いただくとご自身の認識違いに気づいて頂けるのですが、ameblo的な記事を書いてもGoogle検索で上位表示されるわけもなく、例えば商品のメリット・デメリットや、商品を届けたい人など、 どのような内容を書くか予め決めておくわけですね。
SEO対策を踏まえたブログ記事の書き方
先程の例で改めて解説します。「おたすけくんシート」という商品があったとします。この「おたすけくんシート」という商品は、肩や腰など疲労を感じる箇所に貼るだけで回復するという画期的な商品です。
この商品を売りたい場合に書く記事の内容は、以下のような流れで考えていきます。
①まずお客様となりそうな人のイメージを想像する
②その人がどのような悩みを抱えているか
③どのようなキーワードを検索するか
④キーワードに対するアンサーを記事にする
購入者像をペルソナとも言いますが、この流れで考えていくと、①60代で腰痛に悩まされている人が、②ずっと腰が痛く、最近膝も痛くなってきて効く薬を探しているとします。
③もしこの人が「おたすけくんシート」の存在を知っている場合は、検索キーワードとして「おたすけくんシート 効能」や「おたすけくんシート 口コミ」、なかには「おたすけくんシート 怪しい」なんて言葉も検索するかもしれません。
とにかく不安を解消したい、という気持ちもお持ちなので寄り添う気持ちが大事です。
④ここで想定した 検索キーワードに対してのアンサーをブログ記事として書いていくわけです。
例えば検索しそうなキーワードが「おたすけくんシート 効能」であれば、「おたすけくんシートの効能は科学的根拠に基づいています」といったような記事を書いていくわけです。(もちろん嘘はいけませんよ)
SEO対策としてのテクニックとしては、 タイトルや見出しに「おたすけくんシート」「効能」という単語を違和感のない範囲でブチ込んでいきます。違和感のない範囲で、というのは、記事内で「効能」という単語を連発すると記事を読んだ人の印象として陳腐に感じるケースがあるので、「効能」を連発するのではなく、共起語と呼ばれる、「効果」や「効き目」など似た意味を持つ単語を使っていきます。
そうすることで、「おたすけくんシート 効果」という検索をした人の検索結果として表示させてあげるわけです。
まとめ
検索結果で上位表示させるためにブログの記事を書きましょう!と突然言われても、「ブログ=辻ちゃんや海老蔵」、みたいな、amebloのブログを想像してしまう人は多いです。
そういう想像をされている時に、記事を書くことを提案しても「今日の晩御飯はステーキ!」みたいな記事を書いてしまうのは仕方ないわけです。
今回、ご自身の商品やサービスを販売するための記事の書き方を紹介しました。ぜひ参考にして記事を書いてみてください。
すぐには結果は出ませんが、続けることで早くて3ヶ月、遅くとも半年以内には狙ったキーワードで上位表示され始めます。
そうなってくると、ホームページを見た人が実際に来店し始めたりと具体的に効果が見えてきて、やる気がみなぎってきますのでここまでなんとか頑張りましょう。
コメント