SNSのデメリットは時間、効率的に活用するポイント3つ

Web集客

ご存知かと思いますが、SNSを活用できるとメリットがいっぱいあります。

メリットというのはこの通り大きく3つあるのですが、

・広告費がかからない
・情報が拡散される
・お店のファンを増やすことができる

やっぱりデメリットもあって、その1つはSNSアカウントを育てるのに時間がかかるということ。

炎上リスクなど他にもデメリットはありますが、SNSアカウントが育たないとそもそも炎上しませんし、普通に使ってたら炎上はしません。

この記事ではSNSに対する時間の使い方について説明します。

ある程度のフォロワー数がないと宣伝効果が生まれない

大前提として、冒頭に挙げたメリットの中でも「情報が拡散される」ためには少なくとも1000以上のフォロワー数が必要です。

先ほども少し触れましたが、私が以前Twitterの活用をおすすめした時に「炎上するかもしれないから怖い」と言われたことがあります。

普通に考えてもらうと分かるのですが、無人島で大声で叫んでも誰にも声が届かないのと同じで、Twitterのアカウントを作った当初は炎上したくても出来ないのです。

どういうことかというと、Twitterの画面を見ると他人のつぶやきが流れていくのがわかると思います。

流れているつぶやきは自分の関連性のあるものしか流れないようになっており、アカウントを作った当初は誰とも関連性がないので誰にもつぶやきが流れないのです。

なので自分のつぶやきをある程度の人に見てもらうには少なくとも1000以上のフォロワー数が必要です。

フォロワーは誰でもいいわけじゃない

かといって勘違いした人が「万垢を目指す!」(万垢:10000フォロワーのいるアカウントの略)と言って手当たり次第にフォローしていって、フォローを返してもらうのを待つようなローラー作戦をする人がいるのですが、それこそ時間の無駄になる可能性が高いです。

フォローした人がフォローしてくれている状態を相互フォローというのですが、自分のつぶやきを見てフォローしてくれたわけではなく、フォローしてくれたからフォローし返しているだけなので、自分が宣伝目的のつぶやきをしてみても見てくれません。

フォローを増やす目的はファンを増やすこと

Twitterの有効な使い方についてはまた別の記事で紹介するとして、TwitterにしろInstagramにしろ、好き勝手につぶやいたり、自分が気に入った写真を投稿していてもお店のファンは増えません。

どんな内容がいいかというと、お店のファンになってくれそうな人が喜んでもらえそうなことを考えて発信する必要があります。

フォローするときの心境を考えると、このアカウントをフォローしておけば今後自分にとって有益な情報が流れてくる、と思ってもらえばいいわけですね。

SNS運用は戦略が命

ここまでの説明で、次のことは理解してもらえたかと思います。

・初めはフォロワーが増えない
・無駄にフォロワーを増やしても意味がない
・投稿内容に共感や有益さを感じてもらう必要がある

片手間でなんとかなるものではないことは理解してもらえたと同時に、なんか大変そうだなー、時間かかりそうだなーというのもも合わせて理解してもらえると思います。

その代わりうまくいけば、無料で広告媒体を持てるようになることと変わらないので、本気でやる価値はあるはずです。

SNS利用時間を効率的に使うポイント3つ

ここまでご理解頂いたらあとは実は簡単で、事前に準備することで大抵のハードルはクリアできます。

投稿内容を事前に考える

自分の発信内容のカテゴリーを事前に決めておきます。と言っても難しいことを考えるのではなく、ホームページを作る時にどんな内容を載せるのか考えていると思いますので、ほぼ同じで問題ありません。

といっても、SNSで投稿するのはお店の宣伝ではなく、「共感や有益さを感じてもらう」投稿が必要です。お店の宣伝はフォロワーが1000人超えてからでないと効果がないばかりか、宣伝ばかりだとせっかくフォローしてもらってもすぐに解除されてしまいます。

なのでどういう方向性で投稿内容を考えるかと言うと、ホームページでメニューやアクセス地図などを載せていると思いますので、食材について季節ごとにオススメを紹介したり、食材に含まれる栄養素からダイエットや筋トレにつながったりするような投稿内容だと喜んでもらえそうじゃないですか?

アクセス地図に関する投稿内容としては、地域のオススメショップとか、イベントの紹介ですかね。いまはコロナでやってないですが、例えば夏祭りの日時などをリアルタイムでつぶやいてもお店に来てくれる範囲のフォロワーさんには有益かと。(あくまで地域の皆さんに有益かどうかで、お店に来てくれるかどうかは考えてはいけませんよ)

こんな感じで発信するジャンルを事前に考えておきます。

投稿時間にばらつきが出ないよう投稿ツールを使う

とにかく最初は慣れることが必要です。共感や有益さを感じてもらうような投稿文を考えるのは、かなり頭を使いますが1ヶ月もすれば板についてきます。

ただ、当然業務中は投稿できませんし、投稿内容を考えるのもいつでもできるかというと難しいと思います。

テクニカルな話になりますが多くのSNSでは予約投稿ができますので、時間を取って一日の投稿内容を考えてユーザーが見てくれそうな時間帯にばらけて投稿すると、認知が広がりやすいです。

すべての投稿をガチガチに考えるとSNSの運用自体が続かなくなってしまいますので、例えば1日10投稿分を予約投稿するのであれば、あと10投稿くらいをスキマ時間に思いついたことを投稿するくらいのバランスでいいかと思います。

TwitterであればPC上だと予約投稿することができるのですが、スマホアプリでは今の所できませんので、こういったツールを使うことをオススメします。無料で使えますので利用ユーザーも多いです。

定期的に結果を振り返る

最後のポイントとしては、定期的に振り返ることで投稿内容のクオリティをあげていくことが大事です。事前に投稿内容を考えているので、どの投稿が気に入っているとかそれぞれあるかと思います。

その結果がどうだったか、またその投稿をした曜日と時間帯はどうだったかをチェックして、結果が思わしくなかった場合に曜日や時間帯を変えて投稿してみたり、表現を変えて投稿してみたりと、色々試してみることで、フォロワーの反応が変わってきますので、定期的にチェックするといいでしょう。

まとめ

SNSの使い方なんて人それぞれで、そもそもは情報共有ツールとして生まれているので思いついたことを垂れ流すくらいの感覚の人の方が多いかもしれません。

ただ、そのSNSを集客目的で使うということであれば、考え方を変えてフォロワーが喜んでくれそうな内容を投稿することを第一に考える必要があります。

この記事では、SNS運用の時間の使い方について書きましたが、思いついたことをそのまま投稿したり、お店の宣伝をひたすら投稿するのであれば、先が厳しいことは理解できるでしょう。

せっかく集客目的でSNSを運用するのであれば、事前に発信内容を考えて、多くの人に投稿内容が届くように準備して、定期的に振り返ることで、無駄な時間を使うことなく効果が出るはずです。

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管理人:MD(エムディ)

企業IT担当者、Web制作者。IT分野は全般的に「そつなくこなす」ゼネラリスト。要するにITの何でも屋さん。色々な困りごとに対して適切なツールやサービスのご提案など、ITシステムと利用者の仲介が得意。机上の空論よりガリガリ手を動かす派です。

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