以前の記事でホームページを活用して売上を伸ばす方法について説明をしました。
要約すると、ホームページで集客を行うためには、
1.より多くの人にホームページを見てもらって、
2.見た人が来店したいと思ってもらう
必要があるという内容だったのですが、今回は「1.より多くの人にホームページを見てもらうには」というテーマで書いていきたいと思います。
先程の記事にも書いたとおり、多くの人にホームページを見てもらえればもらうほど、購入する人数は比例して増えていきますので、どうやってホームページを見る人を増やすかを考えていきます。
ユーザーが自社のホームページにたどり着くまでの3つの経路
そもそもなんですが、自社のホームページが多くの人に見られるようにするための方法としては、
・QRコードや直接URLを入力してもらうなどでアクセスして貰う方法
・例えばYahooのニュースに広告を載せて興味ある人にアクセスして貰う方法
・Googleなどの検索結果からアクセスしてもらう方
の3つがあります。
1つめは直接面識のある人がホームページを見る場合なので、この人を増やそうと考えると単純に会う人を増やす必要がありなかなかハードです。また、2つめはWeb広告というカテゴリーになりお金がかかります。
対して、3つめのGoogleやYahooなどの検索結果からアクセスしてもらう方法については、お金をかけずに個人でも対策できる方法がありますので、こちらを説明していきます。
検索の仕組み
インターネットの検索からどうやって閲覧数を延ばすかを理解するには、最初にGoogle検索の仕組みを知っておく必要があります。
言わずもがなですが、人は困ったことや調べたいこと、気になることをGoogleの検索窓に入力して検索します。
自分が検索した時のことを想像してほしいのですが、検索結果として表示されたページに対して、タイトルを見ながら自分の質問意図と合っているか確認しつつ、大抵の場合は上から順にクリックしてページを見ていくことになるかと思います。
開いたページの内容を知ることで、検索した人が困ったことや調べたいこと、気になることが解決されればそのままページを閉じて、まだ内容に満足が行かない場合に検索結果に戻って、次のサイトの内容を見ていき、それでも解決しなければ、検索ワードを変えて再度Googleで検索して調べ直す、という流れで検索をしていくかと思います。
この流れのなかに自分のお店のページが入る必要があるというわけです。この検索結果に表示されない限り、Googleから自分のホームページを見てもらうことは不可能です。
更に言うと、検索結果は1ページめに10件表示されますので、なんとしてもこの10件の中に潜り込む必要があります。
ここで大事になってくるのが、SEOと呼ばれるGoogle検索で検索結果が上位表示されるための対策方法になります。
Googleの対策だけでいいの?
検索する人はGoogleだけではなく、Yahoo!やマイクロソフトのBingという検索システムでもいろんな人が検索するのですが、実はYahoo!の検索システムは裏側でGoogleの検索システムが使われています。
また、マイクロソフトのBingは数ある検索システムのなかで8%でして、利用者数の割合として見てみると、1位のGoogleは76%、2番目がYahoo!の約15%、合わせて91%を占めます。
ですので、Bingユーザーを無視しちゃってもGoogleの検索対策を行えばある程度カバーできるということで、SEO対策を行っていきます。
SEO対策は何をしたらいいの?
Googleが検索結果を決める方法としては、簡単にいうといくつもの指標があってその総合ポイント順に表示されています。
SEO対策は色々と紆余曲折があって、昔はそのページの滞在時間も評価の1つだったわけでして、読者がすぐにそのページから離れたら価値が低いページという風に判断されていたため、1ページの中の文字数が多ければ多いほど、Googleからの評価が高くなるという時期がありました。
対策が度を越して、1つのページに何万文字も詰め込むサイトも現れたりしたこともあったのですが、今では文字数はそこまで評価されなくなったため、多くても5000文字程度に落ち着くようになりました。
結局の所、検索された単語に対してユーザーが満足いく内容になっていればいいので、簡単な話を回りくどく文章を長く書く必要もなく、あくまでユーザーの目線にたってホームページの記事運営を行っていけば間違いありません。
テクニカルなところでいうと、どのキーワードの検索結果として表示させたいか、というところで、例えば新小岩のコーヒーショップを営んでいるお店であれば、「新小岩 コーヒー」といったキーワードの検索結果で上位表示されれば、自ずとホームページの閲覧数も上がります。
対策したいキーワードをホームページの記事タイトルに入れたり、違和感のない程度に見出しにも入れたりすることで、Googleから評価されるようになる、というのもありますが、小手先のテクニックを追いかけるよりは、検索ユーザーの満足度が高くなるような価値のある記事を作成していくほうがいいでしょう。
まとめ
どうすればGoogle検索で上位表示されてホームページを見る人が増えるのか、という話のまとめとしては、先程の新小岩のコーヒーショップでいう「新小岩 コーヒー」といったキーワードのような来店につながるようなキーワードを考えて、その回答となる記事をホームページに掲載していくことで、ホームページへのアクセス数は増えていきますので、来店に繋がりやすいキーワードを多数想像して、記事をどんどん増やしていくという作戦になります。
こういった点を意識してホームページを作ってもらえればと思うのですが、じゃあキーワードってどう選定すればいいの?ということについて、また別のテーマになるので、改めてお伝えしていければと思っています。
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