SEO対策で重要なのはキーワード選定ということを前回の記事で書きました。
どんな検索キーワードを選ぶかによって、検索エンジンの検索結果で上位表示できるかが変わってきます
闇雲に記事を書いて、例え検索結果で上位表示されたとしても、 読んでほしい読者が来てくれなければセールスにつながりません。
これは飲食店の場合で考えると来店に繋がらないということで、結果的に無駄な努力になってしまいます。
ブログの構成で最も頭を悩ませる部分の1つですね。
そこでこの記事では、ブログ記事を書くためのキーワードの探し方を紹介します。
まず前提として、検索キーワードには2通りの考え方があります。
それは「直接的なキーワード」と「間接的なキーワード」の2つです。
まずはこの2つの考え方を身につけましょう。直接的なキーワードと間接的なキーワードの違いについてお話しします。
直接的なキーワードの選び方
直接的なキーワードとは、すでに商品の購入を決めている人が検索しそうなキーワードです。
前回の記事で例として挙げた商品をここでも登場させます。
この「おたすけくんシート」という商品は、肩や腰など疲労を感じる箇所に貼るだけで回復するという画期的な商品です。
取り扱っている商品名が「おたすけくんシート」であれば、「おたすけくんシート 効能」などの「商品名+〇〇」といった、いわゆる商標ワードと呼ばれる検索キーワードが直接的なキーワードの代表例です。
このように、商品名で検索する人は、すでに商品について知識を持っている人たちです。
そういった人たちは、「購入する前に背中をそっと押してほしい」人だったり、「なるべく安い値段で購入したい」人だったりと、商品を買うかどうか検討されている場合が多いです。
ですので、検索方法としては
商品名+感想
商品名+購入
商品名+価格
といったキーワードを検索されます。
このような人たちは元々購入意欲が高いので、商品の成約率も高いです。
ホームページにブログ記事を書いていく初期段階では、こういったご自身の商品名やサービス名を絡めたキーワードで記事を書いていけば売上につながりやすいです。
直接的なキーワードの深堀り
さらにいうと、直接的なキーワードの間口をもう少し広げると、 取り扱っている商品自体は知らないけど、購入意欲の高い人も狙えるようになります。
具体的に「おたすけくんシート」で考えてみます。
この商品自体は知らないけど購入意欲の高い人が検索しそうなキーワードは
湿布+比較
肩こり+薬
腰痛+改善
といった、比較・検討ワードを狙うことができます。
このような人たちは「腰痛を治したいけど、具体的な治療方法が分からない人たち」です。
こういった人を購入させるには、自社商品を知ってもらうことと、これがおすすめですよ、という説明が必要になってきます。
先程の「商品名+〇〇」と違うところは、 自社商品を知らない人に対して購入をしてもらうように促す必要があること。
記事の中で商品の有用性をしっかりアピールすることが重要です。
間接的なキーワードの選び方
直接的なキーワード以外にも、間接的なキーワードを使って販売を加速することもできます。
間接的なキーワードとは、 直接購入には結びつかないけど、アピールの仕方によっては販売につなげられるキーワードです。
先ほどの「おたすけくんシート」で考えると以下のキーワードなどが間接的なキーワードに当たります。
高齢者 補助器具
ウォーキング つらい
腕が上がらない 接骨院
親 高齢 プレゼント
たとえば検索キーワードが「親 高齢 プレゼント」の場合だと、
高齢の親へのプレゼントとしてこういったものがありますよ
↓
おたすけくんシートという商品がありますよ
という流れで、情報をお伝えし、商品をアピールしていく必要があります。
直接的なキーワードとの違いは、検索キーワードをひと目見た時に商品が思いつかないという側面があります。
ですので、誘導するのが難しいのですが、商品のことをまだ知らない人に対してのアプローチとしてはとても大事な記事になってきます。
こういう間接的なキーワードで記事が書けるようになるとホームページの質も上がってきます。
検索する人の潜在的な欲求を意識する
直接的なキーワードも間接的なキーワードも、 「検索する人はどのようなことを考えているか」というところを考える必要があります
アプローチの違いはありますが、考え方の基本は同じです。
「おたすけくんシート」の場合は、「健康になりたい」というところがポイントになるかなと。
この潜在的な欲求が商品に結びついているかがポイントです。
いくらしっかりした記事を書いたとしても、欲求が商品に結びついていなければ、商品は売れません。
ブログを書くときにテーマにするキーワードをやみくもに選んでいる方は、まずこの考え方を身につけてみてください。
直接的なキーワードと間接的なキーワード、2つの考え方をうまく組み合わせて使っていきましょう。
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