今年に入って、自分がやっている副業のことをもっとちゃんと伝えたいと思うようになり、Twitterやブログの内容を意識的に副業に寄せて発信しはじめました。
このTwitterやブログを始めたきっかけは、私が2年前辺りから地元でやり始めたことをブログの記事にしていけば、少しは誰かの役に立つのではないかと思ったからです。
私がいま実際に副業としてやっていることを具体的に説明すると、私がいま 住んでいる地域周辺で独立をされた方やしようとしている方のIT周りのお手伝いです。(例えば、飲食店やお弁当屋さん、ベンチャー企業、カメラマンなど)
世間がコロナで状況が読めなくなっていても、新しく事業を興される方は一定数いて、その方たちはこの未曾有の状況でも立ち止まったりせずに、どうすれば自分のやりたいことができるかを考えています。
もちろん、自分のやりたいことだけを突き進めてしまうとすぐにポシャってしまうわけでして、この状況で世の中の人が何を必要としているかというマーケットインの思考も持ちつつ進められています。
今までの営業活動はオフラインだけでもよかった
自分がやりたいことでお客様が必要としているであろう商品やサービスができたときに、 どうやって集客するかという話になるわけですが、今までであればオフラインの、リアルでの営業活動でよかったわけです。
ただ、今はコロナ禍で、どうしても地元での営業活動オフライン一本足打法では集客が難しく、オンライン上での活動の軸足も必要とされている状況です。時代といえばそれまでなのですが。
自粛・自粛と、これだけオフラインの行動を制限されると、今までであれば通勤時間帯に駅前でティッシュ配りをしたり、新聞配達の折込チラシを発注すれば多少の集客は見込めたわけです。
今から20年ほど前になりますが、私自身も出勤するビジネスマン向けにティッシュ配りやポスティングを勤め先で実際に行っており、早朝に元気よく挨拶をしながらティッシュを配っていると、まれに夕方に店舗にきてくれたりするわけです。
そのときに「朝の挨拶が気持ちよかったのでついつい立ち寄らせていただきました」なんてお声を頂くと仕事のモチベーションが劇的に上がります。
見出し2ITの知識が全員に必要とされる
ただ、このコロナ禍では通勤客がリモートワークで減ってしまい、ティッシュを配る相手が相対的に少なくなっているので数がばら撒けません。
新聞の折込チラシについては、コロナ前から言われていることですが、昔に比べて新聞の発行部数がどんどん落ちていて、こちらも人の目につく数が減ってきています。
それでも新聞の折込チラシが効果的な層っていうのはあって、昔から新聞を購読されていたり、高年齢だったり、平均よりも所得が上だったりするわけですが、チラシを見て行動をしてくれるかどうかは店舗経営だと特にコロナ禍では難しくなってきているわけです。
話が長くなってしまいましたが、何が言いたいかというと、この状況で起業されようとする方、起業する方にとって IT面でのサポートのニーズが高まっているのです。
地元で仕事を請けるようになったきっかけ
そもそも私が副業でそういったことをするようになったのは、地元の銀行が主催する無料の起業塾に参加したことがきっかけです。
ネット上で目につく起業塾と言うと「キラキラ起業女子」などとても怪しいイメージですが、銀行が主催しているので、 講義の内容は経営計画の立て方や人事計画など、リアルに起業するために必要な情報を教えてくれます。
全4回毎週講義があって、講義後は懇親会があり、そこにも参加して色んな人と話をしていると、
・自分のメールアドレスを作りたい
・ホームページを作りたい
・ITの事わからない
・でも予算はない
みたいな話を多く聞きまして、 私でよければ対応できますよという何気ない会話から今の副業がスタートしています。
少し脱線しますが、私が起業塾に参加した理由は、私自身も起業に興味があって、私が住んでいる地域は小さな工場や会社が多くあったので、「地域の中小企業向けにヘルプデスクや業務のIT化を行うことを事業とするのは現実的に可能なのか」を知りたく、起業塾に参加しました。
そこで講師の方に言われたのは、パソコンが詳しい人が独立したいということで計画内容をヒアリングするといわゆるパソコン教室といったtoC向けの個人相手の企画書が多いそうです。
個人相手のパソコン教室を個人経営で行うのは多くの人が考えるのでターゲットやニーズ、単価を考えるとなかなか厳しいけれど、法人相手のIT化提案やサポートであれば可能性はあるよという話だったので、いま実際にやっている情シスの業務で独立することは可能なのだということを知り、引き続き本業を頑張ろうと思った次第です。
まとめ
だらだらと書いてしまいましたが、情シスの知識で副業や起業をすることは可能性だらけです。
オフラインでの営業活動が制限されている今、どの人もオンラインで活動を行う必要があるにも関わらず、ITに詳しい人は実はあまりいません。
もちろん、会社員として上手くいくのであればそれはとてもいいことですし、もしサラリーマン生活の雲行きが怪しいかも?ということであれば、ぜひ今 持っているスキルで飯を食っていけるだろうか、ということに思いを馳せてみてください。
SNSを見ていると強い人がゴロゴロいるので「どうせオレなんて」と思うかもしれませんが、見えていないだけでSNS自体を使えない人が多数いるわけです。
あなたの知識も十分、人の役に立つかもしれませんよ。
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