どうも氷河期世代の副業戦士MDです。副業を思い立って早幾年。どうにかこうにか怪しくない感じの副業で成果が出始めてきましたので、ここらで振り返りつつ私の戦略をご紹介したいと思います。
もくじ
副業の目的
個人で稼ぐ力を手に入れるためです。これができれば会社にリストラされても当面は生きていける。
今までは雇用されることにしか考えが及ばず、価値のある人材を目指して資格取得などに励んでいたわけですが、そもそも個人で仕事を請け負えるようになれば、失業すると家族が路頭に迷うといった、会社に首根っこ掴まれた状態で生きていくこともなくなるだろうと、精神的な独立を目指したわけです。
もう1つ目的があって、私にも子どもがいるのですが、自分が個人で稼げるようになれば万が一子どもが職を失ったりしてもフォローできますし、子どもがお金を稼ぐスキルを身につける上でも力になれると思うんです。なので、資格取得よりもチャレンジする価値のあることではないかと思い、一念発起したわけです。
副業のゴール
当面の目標としては副業で年商1,000万を目指して活動しています。
副業の要素としてはWeb制作など基本的には仕入れが不要のお仕事なので、年商1,000万超えたら退職して独立をするか、そのまま行けるところまで副業で行くか判断します。
副業の内容
先にも書いた通り、現在のメイン事業はWeb制作です。いわゆるホームページ制作です。作業ボリュームにもよりますが、1回作って10~50万をいただきます。
また、既存ホームページの修正作業などもスポットで行っております。こちらは1件1~3万くらい。
・新規サイト製作
・既存サイト修正
の2本柱+運用保守という形で毎月数千円から2万円くらいの定期収入がありまして、月によっては新規サイト制作が0件の場合もあって、そのときの月商としてはようやく10万円を超えてきたかなというところです。
ここにたどり着くまでに、例えばアフィリエイトやせどり、ランサーズやクラウドワークスのような「お仕事マッチングサイト」などネットで紹介されている副業は一通りやった気がします。
ちなみに、アフィリエイトはある程度稼げるようになったものの途中で運用に飽きてしまいサイトを売却しました。せどりはちょっと向いてなかった感じです。
その次にWeb製作にチャレンジしたら性格的にも合っていたような感じで、現在も続けられています。
誰を相手に仕事をするのか
余談が長くなりましたが、この記事でお伝えしたいことはタイトル通り、地元の人をクライアントとするような副業をおすすめしたいということです。
昨今、副業という単語もよく耳にするワードとなり、副業を斡旋するサービスも多く、始めようと思えばすぐに始められます。
たとえば、ランサーズやクラウドワークスといったフリーランサー向けのサイトに会員登録すればすぐに案件に着手することができます。
ネット上で仕事をすることへのハードルが大きく下がったことと、そのなかで紹介されている案件の種類が幅広く、誰でも始めることができます。
ありがちなネット副業の問題点
ここで比較対象とするのはランサーズやクラウドワークスのような「お仕事マッチングサイト」での副業です。
会員登録すると誰でも簡単に始められるのでスタートしやすくなったのですが、同じように副業を始める方も当然多く、そうなると既に何かしらのスキルを持っていないと、お仕事という需要に対して供給が多くなり、価格競争に巻き込まれてしまうわけです。
ラットレースに飲み込まれる
お仕事マッチングサイトでは色んな仕事が募集されているのですが、一番多いのは「記事作成」といったWebライティング案件かと思います。
記事作成とはどういった内容かというと、メディアサイトのコンテンツとして発注する事が多く、「依頼者が指定したテレビドラマを見て2,000文字の感想記事を書いてください」だったり、「育児でおすすめの本を3000文字程度で紹介してください」といった感じのしごと内容になります。
副業に興味があって普段ドラマを見てる方であれば、ドラマの感想を書くだけでお金をもらえるからやってみようかな、という気持ちになるでしょうし、育児経験のある方であればおすすめの本がいくつかあってもおかしくはありません。
こんな感じで自分の興味に合った内容のものを選べば大変さは軽減されますが、やはり同じように考える人は多く、書きやすい内容の記事は多くの人が手を挙げますので、単価がどんどん安くなっており、1件300円とかまで下がってたりします。
どれだけ書きやすいといってもそれなりに時間はかかりますので、これで月にまとまった金額を稼ごうとするとなかなかしんどいです。
バイトしたほうが早い
副業を検討されているということは本業があるってことで、本業でアルバイト禁止されていることも多いので比較にならないかもしれませんが、1件300円の案件をひたすらこなすのであれば、興味のあるお店でアルバイトをしたほうが最終的には楽だと思います。
自分に合う案件を1件1件探して応募して、数ある応募者の中から選ばれて、記事作成して納品して検収チェックを受けてのお支払いとなりますので、なかなか大変です。
月数万円でよければアルバイトの方がいいかもしれません。
スキルが身につきにくい
大前提として、すでにできることに対して仕事をお願いされるわけなので、記事作成であれば依頼者の満足がいく記事が書けないと支払いはされませんし、Web製作などでも発注者としては当然できるものと考えて発注するわけなので、そのなかでスキルを身につけるというのは難しいと考えた方がいいでしょう。
応募者のなかには「実績のためほぼタダ働きで構いませんので仕事させてください」といった熱い想いを伝えて来られる方もいらっしゃいますが、ちゃんとした納品物が欲しくて仕事を依頼するわけですので、選ばれることはほぼないです。
(まれに悪徳業者がそういった駆け出しエンジニアに仕事を振るケースはあります。)
始めるのが簡単ということは
ランサーズやクラウドワークスといったお仕事マッチングサイトはその場で仕事が見つかるため気軽に始められていいのですが、上記の通りデメリットも多く、本業に支障がない範囲で長期的に副業を続けるとなると結構きついです。
この記事ではお仕事マッチングサイトでの副業を例に出しましたが、アフィリエイトもせどりも同じような課題があります。
アフィリエイトを始めるにあたって、ブログを立ち上げるにしてもお金が多くかかるわけでもなくITの知識がなくてもGoogle検索すればやり方なんてすぐ調べられるので、参入するための障壁がありません。
せどりに関しても、ブックオフなどの100円コーナーで仕入れてAmazonで販売するのであれば、気軽にスタートできそうですよね。
こういった気軽に始められる仕事は、結局ライバルが多くて消耗してしまうのです。
そういったことを経験して私が次に考えたのが、固定客を見つけて定期的に仕事を請けることができれば、このラットレースから抜け出すことができるのではないか、ということです。
Web制作はハードルが低め
元々私は本業でIT関係の仕事をしていますし、アフィリエイトをやっていたときにドメイン取得してレンタルサーバにWordPressを構築したりしていましたので、ホームページ制作は難しくなかったです。
どこで顧客を獲得したかというと創業しようとしている人が集まりそうなところに顔を出してみました。
話がだいぶ変わりますが、ゴールドラッシュの時代に一番儲かったのはツルハシ屋とジーンズメーカーという話をよく聞くじゃないですか。
同じ理論で、インターネット時代に商売を始めるとなるとネット上に商品を陳列するためのお店が必要で、それがホームページなわけです。
商売の数だけホームページが必要になるので、創業する人たちはみなホームページを必要とするのではないかと考えたわけです。
Web制作はライバルも多い
もちろんそんなこと誰もが考えるわけで、最近ではノーコードやローコードと呼ばれる手法で、ITの知識なんてなくても簡単にホームページを構築できるツールも多くあります。
ですので、創業する際は資金もないのでそういう簡単に安く作れるサービスを利用する人も多く、そこに制作費用を下げて突撃するのではなくて、自分で作るのが手間だし時間がないから任せたいという人のお手伝いをする形で提案するわけです。
まとめ
というわけで、私の経験上ではありますが、副業を始めるなら地元でWeb制作が強いんじゃないかというのが結論です。
創業しようとしている人が集まりそうなところに顔を出してみた、とさらっと書きましたが、地元でWeb制作を行うにあたって、どうやってクライアントを見つけるのかという話は別の機会に紹介したいと思いますが、これができると安定的に仕事が来るようになりますし、手が回らない時は「お仕事マッチングサイト」に発注をする側に回っています。
引き続き副業ライフを継続していきますので、感じたことやノウハウになりそうなことを記事にしていきます。気になることや知りたいことがあればお気軽にお問合せください。
手っ取り早くホームページ制作を副業にしたい人はこちらの記事を見てください。
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